息子用にいただいた18インチの幼児用自転車。
残念ながら状態が今ひとつだったので色々手をかけてみました!
自転車屋さんに頼むのもいいのですが、工賃を考えたら新しい自転車が買えちゃう💦
せっかくなら自分でやってみよう!ということでチャレンジしてみました。
使う材料・道具はこちら!
- タイヤ/チューブ/(リムテープ)
- レンチ14mm(スパナでもいいですが、しっかり締められるレンチがおすすめ)
- スパナ8mm (バルブのナットが回らず急遽必要に…)
- 交換する場合はその他金具たち
タイヤはこちらの商品を購入しました。
手頃なお値段でタイヤ・チューブ・リムテープまで2本ずつセットです。
ネットで購入したペダルレンチ。
14mm/15mmのBOXレンチと15mm/10mmのスパナがついています。
長さは30cmくらい、3〜5mmの薄いものがいいそう。
大きすぎず保管に困らない&送料無料ですぐに届くこちらを購入しました。
ダイソーグッズ群。
前輪交換ではパンク修理セットのタイヤレバーだけ使います。
エンチョーグッズ群。
前輪ではついていなかったハブナットキャップ、錆びていたハブナットを交換しました。
スパナセットも持っていなかったので一緒に購入。
めっちゃ助けられました!
前輪をはずします
① 前輪左右のナット・ワッシャーをはずす
14mmのスパナで車輪左右のナットをはずします。
ナットキャップがついている場合は、マイナスドライバーを差し込んでやると簡単に外れます。
② フェンダー支持棒・脱落防止金具をはずす
③ ブレーキシューをはずす
タイヤがはさまれて取りづらいのでブレーキシュー(前ブレーキ)もはずしてしまいました。
これで簡単にタイヤが外れるはずです。
タイヤを交換します
タイヤの外し方
① 空気を完全に抜き、バルブの金具を取る
普通なら手で簡単に外れるはずです。
今回は…前の所有者がタイヤ交換の際斜めにねじ込んだようで、ペンチとスパナでどうにかはずしました。10分以上格闘したかも💦
後でも書きますが、バルブを真っ直ぐ入れるの大事です!
② 両脇から手で抑えて、ビードを一周剥がす
ビード(タイヤの両端部分)がリム(ホイール)にくっついている場合があるので、両脇からつぶすようにしてはがしておきます。
今回は全くくっついていませんでした。
③ タイヤの片側をはずす
タイヤレバー1本をねじ込むように入れてホイールに引っ掛けます。
10cmほどあけてもう一本のタイヤレバーを差し込み、そもままスライドさせるように1周回してはずします。
④ 下に押し付けるようにしてタイヤをはずす
片側が全て外れたら、タイヤのてっぺん部分を中のチューブごと下に押し付けると簡単にタイヤがはずれます。
リムテープを交換する
はずしてみて知ったのですが、自転車のリム(ホイール)にはリムテープというゴムがついています。
ネジが直接チューブに当たるとパンクの危険があるためついているようです。
状態を確認して損傷があるようなら交換しましょう。
- リムテープをリム底の中心になるようにする
- バルブ金具用の穴を合わせるようにする
といったポイントを抑えれば、特に問題なく交換できるかと思います。
タイヤの取り付け方
① タイヤの向きを確認
タイヤには排水用の水が掘られているため、取り付ける向きが決まっています。
回転方向が矢印で書いてあるので、向きを確認してください。
※ 前輪タイヤはこの時点では向きは関係ないので気にせず交換してください。
後輪はチェーンが左側に来るので、ギアのある面から見ると進行方向は反時計回りです。
② タイヤの片側のビードをはめる
タイヤの片側のビードをリムにはめます。
タイヤがリムをまたがった状態です。
③ チューブをタイヤの中に入れる
少し空気を入れたチューブのバルブ部分をタイヤの中に入れて穴から通します。
チューブがねじれないように、バルブから左右均等に入れていきます。
④ タイヤを左右から押してリムの中にチューブを入れる
タイヤとリムの間にチューブがはさまっているとパンクの原因になるため、タイヤを押してチューブがはみ出ていないか確認します。
リムをまたいではみ出しているようなら押し込んでください。
⑤ バルブ金具を中に押して戻す
押して… ひっぱる!
バルブ部分はゴムが厚いため、チューブがうまく入っていないことがあります。
それを避けるため、バルブを一度タイヤの中に押し込み、中心に向けてしっかり引っ張ります。
金具がしっかりホイールの中心を向いていないと先ほどのように金具が歪んだりしますのでしっかり向けてください。
⑥ タイヤの反対側をはめる
タイヤのもう片側をリムにはめていきます。
15~20cm間隔で先の手でタイヤを上にあげ、もう片方の手でビードを中に押していきます。
最後30〜40cmは固くて手でははめられないので、タイヤレバーを使いましょう。
⑦ 再度バルブを中に押し込む
⑤と同じ動作を繰り返します。
⑧ チューブがちゃんと収まっているか確認する
1周タイヤを押してチューブが見えないか確認します。
もしチューブが見えたらタイヤを両手で揉んで中に入れ込みます。
⑨ バルブの固定ねじを留めて空気を入れる
ナット → 虫ゴム → 袋ナット
の順で締めていき、空気をしっかり入れてキャップをしたらタイヤ交換は終了!
(写真に写っている家にあった100均の空気入れでは全く入らず、ちゃんとしたのを買いにいきました💦)
前輪を戻します
外したのと逆の手順で戻していきます。
① タイヤをフレームにはめる
タイヤの向きを確認してフレームにはめます。
左側から作業する場合は反時計回り、
右側から作業する場合は時計回りが進行方向になります。
② 脱落防止金具 → フェンダー支持棒をはめる
③ ワッシャー → ナットをはめる
レンチでしっかり!!
ナットを手ではめたら、最後はレンチで絶対に緩まないようにしっかり締めてください。
④ ナットキャップをはめる
ナットキャップはえいやっとはめるだけです。
前輪用(14mm)と後輪用(15mm)でサイズが違うのでご注意ください。
⑤ ブレーキシューを取り付ける
タイヤ部分に触れないように、地面と並行になるようにブレーキシューを取り付けます。
これにて前輪交換は終了!
次回は難易度桁違いの後輪を交換します!
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