【ピタゴラ】中国地方には水門の上を歩ける可動橋も!?【動画あり】

中国地方の可動橋 ピタゴラとはし

できるかなこんな橋、あったらすごいねこんな橋~~♪ の歌でおなじみ、ピタゴラスイッチの『そこで橋は考えた』のコーナー。

おこさんが大好きだったらぜひ橋が動くところを見せてあげたいですよね!
すごく喜んで将来は橋博士になっちゃうかも…?
でもいったいどこで見ることができるんでしょうか?

今回は中国地方(岡山県・広島県・山口県・島根県・鳥取県)で見ることのできる可動橋をまとめてみました。

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中国地方で稼働中の可動橋

現在中国地方で稼働している橋は3基あります。

① 山口県 下関漁港 閘門&水門橋(しものせきぎょこう こうもん)ー昇開橋

画像引用:ニッポン旅マガジン
薄緑色が車用可動橋 両脇のコンクリートの水門が下がっている時はその上を歩行者が歩ける。

下関漁港閘門は、1936年に下関市の本土と彦島を隔てる小門海峡に作られた世界最小のパナマ運河式水門。(現在は1986年完成の3代目)水門の扉の上を一般人が通行できる珍しい閘門である。
車の通る水門橋は1982年に架けられた。
水路は長さ50m、幅8m。

海峡では日本海と瀬戸内海の干満により水位差が最大1.2m生じて激しい潮流が起こる。そのため漁港の安全性を確保するため建設された。

昇降式の橋は車両専用で歩行者は車道両側の水門の上を通行できる。(水門塔の上のたかーーーいところを歩くわけじゃないのでご安心を!)
片方の水門が上昇中は反対側の歩道のみ通行可能になる。

◎ 閘門の仕組み

閘門の仕組み
1 外側の閘門が開いて船が閘室に入る。
2外側の閘門を閉じて水位を調整。
3内側の閘門を開いて船が運河へ入る。

◎ 水門橋開閉時間(車両の通行可能な時間)

  • 0:00~8:40
  • 10:50~12:10
  • 13:50~15:00
  • 16:30~24:00

※日曜・祝日は終日通行可能
※振替休日は上記時間のみ通行可

※上記以外は船の通行時間
閘門は船の通過時のみ昇降する

◎ 下関漁港 閘門 詳細

  • 所在地 山口県下関市大和町2、同市彦島本村町6
  • 行き方 JR下関駅から徒歩30分
  • 料金 なし
  • ホームページ 下関市HP

② 岡山県 櫻橋(さくらばし)ー跳開橋(片側)

画像引用:FOURSQUARE


岡山県の宇野駅近くにかかる。写真左の小屋が制御室で、塔上部のワイヤーを巻き上げて橋を開閉させる。橋の先にある製油工場へ原料を運ぶ船が通るときのみに上がる。

開閉は完全に不定期なので、もしも見れたらラッキー!

◎ 開閉時間

不定期(船の通過時のみ)

※開閉禁止時間

  • 6:30~8:00
  • 12:00~13:00
  • 16:30~17:30

◎ 櫻橋 詳細

  • 所在地 岡山県玉野市田井
  • 行き方 宇野駅から徒歩3分
  • 料金 人の通行は無料 船舶1隻につき片道1,300円
  • ホームページ なし

③ 山口県 錦橋(にしきばし)ー旋回橋(片側)

画像引用:防府市HP

防府市南部の向島へと渡るための橋。
1950年に架橋され、現在の橋は1969年に改修されたもの。錦橋ができたことで、それまでの交通手段だった渡し船は廃止された。
橋桁より高い船を通す時に中央の橋桁を支点に90度旋回する。

長さ46.7m(可動部21.4m)・幅6.5m

可動橋ではないが、同じ山口県の岩国市には1673年建造で日本三名橋の木造アーチ橋「錦帯橋(きんたいきょう)」もあるので機会があれば一緒にどうぞ。
『錦橋』と検索するとこちらの橋が出てくるのでお間違えなく…笑

◎ 開閉時間

不定期
※現在では2ヶ月に1~2回開閉するらしい

◎ 錦橋 詳細

  • 所在地 山口県防府市
  • ホームページ 防府市HP

可動しないが現存する可動橋

画像引用:山口県建設技術センター情報誌

①山口県 堀川橋(ほりかわばし)ー跳開橋(片側)

櫛ヶ浜駅の南、堀川運河の徳山湾側の河口近くに架かる橋。
1959年(昭和34年)に完成。1985年に固定化された。

  • 所在地 山口県徳山市
  • 行き方 JR山陽本線 櫛ヶ浜駅から徒歩約15分
  • ホームページ 

中国地方の可動橋まとめ

中国地方は可動橋は少なめ。山口県に3基(内1箇所は固定化)、岡山県に1基あります。

中でも下関漁港閘門は車道(可動橋)と2本の歩道(水門)が上がる珍しい橋です。時間は決まっていますが船の通過時しか動かないので、昇降を見ることができたらラッキーですね!

見に行かれた方はぜひコメントで教えてくださいね!!

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